自宅で過ごすことが多くなっている現在。
お子さんとどうやって時間を過ごすべきか悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?
特に一人っ子のお子さんを持つ親御さんの場合、遊び相手がママになってしまうことも多く、ママの負担が大きくなってしまうということもあるでしょう。
本記事では、一人っ子男児5歳を育児している在宅ワーママである筆者が、一人遊びへの誘導方法と意識したポイントについて解説していきます。
本記事では
- 一人っ子の家での過ごし方事情
- 我が家流一人遊びへの誘導方法
- 一人遊び誘導時のポイント
がわかります。
し、しんどい…一人っ子の遊び相手はママになりがち
子供と遊ぶのは幸せなことではありますが、ママたちにとって四六時中つきっきりで遊ぶ…というのはなかなかしんどいもの。
ご飯を作ったり、掃除をしたり、仕事をしたり…
遊び以外にもやることもたくさんあるし、
そもそも子供の興味のある遊びにママが全く興味がない…
ということだってあるでしょう。
お兄ちゃん、お姉ちゃん、妹、弟がいれば年齢にもよりますが、一緒に遊んでくれる!
なんてこともあるでしょうが、
一人っ子の場合、遊び相手がママになりがちな現状。
みなさんのご家庭ではいかがでしょうか?
常に発せられる「ママ〜やろう?」という猛烈なお誘い
基本的に家にいると遊び相手は「ママ」※我が家は基本ワンオペです。
そのため「ママ本読んで?」「ママ恐竜で遊ぼう?」「ママすごろくしよう?」などなど。
熱烈なオファーが後を絶ちません!!笑
幸せといえば幸せなんですが、これが毎日って…かなり大変なんですよねぇ。。。
ちなみに我が家では先日コロナ感染をしたため約2週間の自宅療養期間がありました。
そのときは特に、外に一歩も出れない状態だったので、ママコールにも拍車がかかっていました。笑
コロナの自宅療養中の状況についてはこちらの記事もご覧ください▼
コロナ禍で自宅時間急増…一人遊びをしてほしい
最近ではコロナ禍で幼稚園や保育園の休園も後をたたないですね。
お仕事をしているママは在宅で子供を見ながら仕事をする…
という状況に追い込まれてしまう方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、上記のようにママコールが絶えないと仕事に集中できないし、
思うように作業ができないイライラから、子供に怒ってしまったり、冷たくあしらってしまう…なんてこともあるかと思います。
去年までは仕事もかなり忙しかったので、
寝ないで仕事→翌日疲労感→子供にイライラ→自己嫌悪…
みたいなループになっていました。
こんなご時世もあり、今まで以上に子供はもちろんママたちだって自分自身の健康管理はとても大事。
少しでも日中に仕事(作業)ができたら…
ストレスをためず、少しでも一息つくことができたら…
と思うと、やっぱりお子さんの1人遊びの時間があったら助かりますよね。
ちなみに我が家のボクちゃんはバトルが大好きで良く戦いごっこにも誘われます…我が家流の戦いごっこの辛さを少しでも回避する方法はこちらの記事に記載しています▼
【我が家流】一人っ子男児…1人遊び誘導方法
以前の経験を踏まえ、日中に少しでも一人遊びをしてくれると助かるな…と色々試行錯誤してきました。
もちろん年齢的なものは大いにありますが、我が家では4歳前後から1人で遊ぶことがだいぶできるようになってきました。
ここからは我が家の息子に、一人遊びを促すために意識的に取り入れていた声がけ、誘導方法をご紹介します。
ちなみに我が家の息子の場合、1時間〜1時間半くらいを一人遊びで過ごせるようになりました。
「今から〇〇時までママは〜をやる」と宣言する
例えば数分で終わるものであれば、息子が何かに夢中になっている隙にささっとやってしまうこともできますが、
少し時間がかかりそうなものは合間にやろうと思って失敗するパターンも。。。
そのため「ママ今から〇〇まで〜をやるから、そのあとこれで遊ぼう!」などと伝えておきます。
もちろん最初は「やだ」とか「1人じゃつまんない」とかで泣いたり、作業しているにも関わらずガンガン遊びに誘ってくるでしょう。笑
ただ、個人的に思ったのは”今は遊んでもらえない”というのを子供なりに潜在的にわかってもらうということ。
ママが仕事(家事)を始めたら終わるまでは何をしても遊んでもらえないんだ
これが認識させれば、自ずと子供自身が声をかけてくることが減ってきます。ただこれは1日2日では難しいもの。
最初は最低でも30分は泣こうが喚こうが、遊びに対応しませんでした(鬼)
でもおかげで最近は「わかったー〇〇分までね!」と待ってくれるようになりました。
導入部分だけ一緒にやる
例えばプラレールの組み立てだけ一緒にやる!とか、おもちゃのセットを一緒に作るとか、
最初の導入部分だけ一緒に手伝ってあげるのも良いでしょう。
すんなりそのまま遊んでくれることもありますが、
遊んでくれない場合も「ママが〜終わったらこれで一緒に遊ぼう!」とセットをそのままにしておけば、気づけば1人でにそのおもちゃで遊んでいたりします。
視界に入る位置に子供の興味があるものを置いておいたり、
すぐに遊べる状態にしておくことで、子供が思い立って突然1人遊びし始めることも多かったです。
特別ルールを設ける
なかなかうまく誘導できない場合は特別ルールを設けるのも手。笑
例えば我が家では基本的にゲームなどはやらせていませんが、
ママがお仕事をしている時だけはタブレットのアプリ(知育系のパズルとかひらがな練習のゲームとか…)をやっていいよ!と伝えていました。
そうすることで、ママが何か他のことをやっている時はいいことがある!という認識が芽生え「ママお仕事していいよ!」とすら言ってくるようになりました。笑
ちなみにアプリに飽きて、他の遊びを自分で始めたりすることも多くなり、
そのまま(ママがお仕事が終わる)時間までは1人で勝手に遊んでいるということも多かったです。
一人遊びを誘導させる際の4つのポイント
いやいや…とはいえそんなにうまくいくんかい!?
と思う方も多いはず。確かに最初っからすんなりうまくはいかなかったです;
というのも私自身にも一人遊びをさせていることに罪悪感を持ってしまって、
中途半端に声をかけてしまったり、
諦めてダラダラとテレビを見せてしまうことなどもたくさんあったから;
でも以下のポイントを実践することで子供が自発的に一人遊びをすることがとても多くなりました。
一緒に遊ぶときは思い切り遊ぶ!
まず大事なのがこれかなと…
私の場合「あー仕事進んでないな…」「あ、ライン返してないな…」「ちょっと息抜きしたいからインスタ見るか…」なんて感じで、ぼーっとしたり、ちょこちょこ携帯を見たりしながら遊ぶこともしょっちゅうありました。
ダメですよねぇ…子供によく「ママ!みて!」「ママほら!」って怒られることもよくありました
でもメリハリを大事にするために、遊ぶ時は一緒になって思い切り遊ぶことを意識。
そうすることで子供は短時間でもぐっと満足してくれるようになりました。
満足した状態で「ママ〜するから、終わったらまた遊ぼう!」というと、
「じゃぁ終わったらこれやろう!」などと楽しみに待ってくれることも多くなり、
メリハリの大事さを感じました。
時間を明確にする
終わりの時間を明確にしてあげることで、子供自身も「待つ」ということへのハードルが下がるように感じました。
「仕事が終わるまで待ってて!」ではなく「時計の長い針が2になるまでお仕事するね!」など、明確に終わりが見えるようにするのがオススメ。
そうすることで時間を確認することにも繋がるし、子供なりに「まだかかるんだな」とか「もう少しで終わるんだな」ということが認識できるようになります。
できない!今は無理!ではなく受け入れの言葉をかける
集中している時に「ママ〜あそぼ?」「ママつまんない」など声をかけられると
「今はできないから」とか「今はちょっと静かにして!」
とか言ってしまうことも…。
ただ否定の言葉は子供の機嫌を損ねて余計に1人遊びできない状況になってしまいがち…そのためできるだけ否定的な言葉を使わずに誘導するようにしていました。
例えば…
〇〇くんが1人で上手に遊んでくれてたからお仕事だいぶ進んだよー!お兄さんになったね。
と、少しでも待てたことを褒めてみたり…
そしたらあと〇〇分でこのお仕事終わるから、それまでにあそこに恐竜並べて置いてみたらどうかな?すぐに恐竜バトルができるね?
など、他の遊びに誘導してみたりとか…
もちろん機嫌によってはこれ以上は無理だろうなぁって思う時もあるので、
いいよ!じゃあ終わりにしようか?ただまだママお仕事終わってないから、後でもう一度お時間もらってもいいかな?それとも今もうちょっとやってもいい?
という感じで本人に決めてもらったりとかしていました。
待ってくれたことや1人で集中していたことを褒める
まってくれたことや、1人で集中して遊べていたことを褒めるようにしていました
グズグズして待ちたくないと泣いていた時は、
たとえ作業が進まなかったとしても
「少しでもまってくれていたからママは助かった!ありがとう!」と。
1人で黙々と遊んでいたら、「集中力がついたね!」や「すごいものを作ったね」などと。
きっとこれを読んでくださっている読者さんのお子さんは、普段からなかなか長い時間一人遊びはできないのかなと思います…。
最初は5分でも10分でも1人で遊ぶ時間が持てたら褒めてあげると良いかも!
ママたち毎日お疲れ様…1人遊びに誘導してみよう!
お子さんの1人遊びにうまく誘導できず悩む親御さんも多いかと思います。
個人的には「今はママは遊べないんだ」という状況を把握できるかどうかが重要かなと思います。
子供を1人で遊ばせていると罪悪感を感じてしまうこともありますが、
1人遊びには想像力や集中力を鍛える効果もあるといわれており、悪いことではありません。
また、ゲームやテレビに頼った過ごし方をしていると、子供が1人の時間を上手に過ごせなくなってしまうことも挙げられています。
1人で何かに没頭する時間を少しでも作れると、子供の成長にとっても、親の精神面にとってもありがたいですよね。
この内容が少しでも一人遊び遊動のきっかけになると嬉しいです。
3〜4歳児の自宅の過ごし方についてはこちらの記事でもご紹介しています▼
記事が面白かったよ!参考になったよ!という方はポチッとしていただけるとブログ運営の励みになります*
コメント