ツラすぎた3度の流産経験…兆候や症状は?僕ちゃん誕生までの道のりを紹介

一人っ子男の子の子育て

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妊娠中、これから生まれてくる我が子へのワクワクと無事に生まれてきてくれるのかという不安を同時に抱える方が多いのではないでしょうか?

「妊娠し、無事に子供が生まれることは奇跡である!」という言葉はよく聞きますが、

私自身3度の流産を経て現在、可愛い息子とようやく巡り会うことができたので、その言葉を身にしみて感じてきた一人です。

今回はそんな悲しい過去のお話になりますが、私の経験談として3回の流産経験を踏まえた徴候や症状、現在のボクちゃんが誕生するまでの道のりについてご紹介します。

かなりリアルに書いてます。苦手な方はこちらの記事はスルーしてくださいね。

1度目の流産…

1度目の妊娠は結婚して1年経った頃でした。

当時は仕事もしており、朝7時頃家を出て、夜23時頃の帰宅になることも。

当時はとても健康的とは言えない生活スタイル…よく頑張っていたなぁと思う…

そんなこんなで忙しかったこともあり、子供については「いつかは欲しいな〜」くらいにしか考えておらず、妊活のようなこともしていなかったし、基礎体温なども全くつけていない状態

そんなあるとき、出勤前にトイレに行くと出血していることに気がつきました。

この前、生理が終わったばかり。きちんと管理していなかったものの、さすがに周期が早すぎるし何かおかしい…と気づきました。

何れにせよ婦人科に行かなくてはいけないかなと思ったので、深くは考えず念の為検査薬をしてみると…

なんと陽性反応が…

ここでようやく焦りだしました。

え?いつから?だって前回の生理も来てたし…

次の日の朝、朝一で病院に行きました。

病院の検査でも陽性反応が出ており、

おめでとうございます*妊娠してますね!

と言葉をかけられ、生理予定日に生理のようなものがきちんとあったことや、出血について伝えるも、とりあえず胎嚢が見れるか確認しようとなりました。

実際にエコーで見てみると…

そこには胎嚢は見えませんでした…

先生から

うーん…見えないね。。。もっと早く気づかなかった?生理が来たって言ってたけど、いつもと量が違ったり、色が違ったりしたんじゃない?

と。。。

正直、確かに妊娠を強く希望していたわけではなかったから無頓着だったけど…明らかに何か違えば流石に気付くはず。

いつもと同じような感じだったけど…

しかし周期的なことを考えると、今の段階で胎嚢が見えないとなると、すでに流産してしまっている可能性が高いとのこと。。。

ただ陽性反応も出ているため子宮外妊娠や、稽留流産の可能性など様々なことを説明され、また後日改めて検査に行くこととなりました。

ちなみに結果として、特に問題はなく、自然に流れるまで待つという方向でお薬のみ処方されました。

その後も1〜2週間は出血が続き、不安を感じることもありましたが、自然と出血が止まり、通常のリセット状態に戻りました

初期流産の場合、一般的には染色体異常のケースが多く、母体側の影響ではないケースが大半ですが、それでも妊娠に気づかず普段と変わりない自堕落な生活をしていたことをとても後悔しました。

また、出血前に妊娠に気づいて病院に行っていれば防げた流産だったかもしれない…と思いつめ、お腹に来てくれた赤ちゃんに申し訳なさでかなり塞ぎ込んでしまいました。

病院で最初に「おめでとうございます」と言われて、ちょっとホッとしてしまったこともあり…先生から「もっと早く来れなかったの?」と言われたその落差で崖から突き落とされたような気分でした…

その後色々思い返してみて、あれは妊娠の兆候だったのかな?と思うことがいくつかありました。

  • 生理予定日にすごく胃痛がしていたこと(普段は生理でも胃痛はない)
  • 肩こりや頭痛が続いていたこと

とは言えこの時は普通に生理と同じように出血もあったため、妊娠という可能性については疑いもしていませんでした。

2度目の流産…

1度目の流産を経て、”子供””妊娠”ということへの現実味がきちんと湧いてきました。

今度は同じようにかわいそうなことはしてはいけないと思い、基礎体温をつけたり、アプリでしっかり管理をするようにしたりとまずはできることからはじめました。

そして再度妊娠。1回目の妊娠から半年経っていない程度でした。

1回目のことがあり、生理様の出血があっても妊娠していないか心配になっていたので、可能性がある時は検査薬を使って毎回調べていました。

そのため妊娠5週目では妊娠に気づき、すぐに病院に行きました。

ありがたいことに今回は胎嚢も見え、その後心拍も確認。

病院では

少し小さめかな?でも、心拍は見えてるから母子手帳をもらってきてくださいね。

よかったね*

と言われました。

小さめ…という言葉よりも、心拍が見えたことの喜びの方が大きく、初めて手にする母子手帳もとても嬉しかったです。

しかし安心したのも束の間…その後、妊娠8週目に入ったばかりの時に少しだけ出血していることに気づきました。出血以外に腹痛などの症状はなし…

心配で急いで病院に向かい診てもらったところ、赤ちゃんは問題ないとのことで、お薬を処方されました。

出来るだけ安静にしてほしいけど、仕事もしてるんでしょ?薬も出しておくから2-3日くらい様子見て、もし出血が止まらなければまた来てくださいね

と言われ、薬を飲みながら仕事もセーブしつつ行なっていました。

でも出血は止まるどころか多くなるばかり…。

2日後病院に行き見てもらうことに。

すると切迫流産と診断され、自宅でトイレ以外は動かないでと言われ、ほぼ寝たきり状態に…。

仕事も休ませていただき、ただただ家の中で布団に横になる生活。
頭の中は常に不安、仕事を休ませてもらっている申し訳なさ、トイレに行くたびに止まらない出血…毎日涙が出そうな思いでした。

そして布団に横になること3日目。あの感覚は今でも忘れられません…

横になっている時に大量の出血をした感覚がありました。

「あ…これはトイレに行かないと出血が漏れちゃうかも…」と思いすぐにトイレに行くと、

素人でもわかりました…

…もう胎嚢が出てきてしまっていました。。。

正直、この時ばかりは病院に行く気にもなれませんでした。

明らかに流産してしまっているので、もう病院に行ってもできることがないことはわかっていたし、幸せそうな妊婦さんを横目に病院に行くことがとてもしんどいと思ってしまいました。。。

とは言え、そのままにするわけにも行かないので、必死に冷静を装い病院に電話。

今すぐ来れますか?と言われたので、すぐに支度をして病院に行きました。

多分誰が見ても泣きはらした顔が一目瞭然だったと思うのですが、マスクをして、隠しながらひっそりと待合室で待ちました。

エコーを見てもやはり何もなくなってしまい流産しているとのこと。わかっていたけれど結果を突きつけられるのはとても辛いもの。

ふさぎこんだ気持ちから回復するまでに、だいぶ時間がかかりました

3度目の流産…

2度の流産で、自分はもしかしたら出産することはできないのかもしれない…と思い始めていました。

2度目の流産後もまたすぐに妊娠はしたのですが、この時は病院に行くのもとても怖かったです。

病院で一度「おめでとう」と言われてしまうと、少なからずやっぱり安心して嬉しくなってしまう…
でも喜んだ分、流産という結果を受け入れることがより辛くなってしまうと感じていました。

 

3度目の妊娠はとりあえず様子を見ようと、検査薬陽性後も自宅で様子を見ていました。しばらくすると出血し、検査薬も陰性に…。

いわゆる化学流産というものです。一般的に化学流産は妊娠5〜6週ごろに通常の流産とはカウントされません。

とは言えやはり自分の中で妊娠に気づいてしまってからの流産は落ち込みますし、何事もなかったことにはできないですよね。。。

不育症検査に行ってみた

ここまで3度の流産を経験し、妊娠継続に自信のなくなっていた私。

もしかしたら何か私自身に原因があるのかもしれない…と思い始め、当時の家から少し離れた場所にあった不妊症や不育症の検査を行う病院に行ってみました。

病院は混み合っていて予約も1ヶ月半後。それでも藁にすがる思いで検査を受けてみました。

それだけ不妊や不育について悩みを抱える方が多いということですよね。

結果から言うと私は検査のみで治療は行いませんでした。

当時の私はまだまだ妊娠についてかなり無知でした。検査に行けば原因がわかって、次から対策できる!くらいに考えていました。

ただ私の場合、大きな問題は見られず、思い当たる原因を少しずつ様子を見ながら挑戦→改善していこうというスタイル。

もちろん問題がないということは良いことに違いはないのですが、明確な答えがもらえると安易に思っていた私は愕然としました。

結局、明確な答えはないのであれば治療をしても、また何度も流産の辛さを味わうこともあるのか…。そう思うと、時間やお金をかけて治療をしよう…という気力が湧かなくなってしまいました。

ここでは検査内容などについては省略しますね。

ただ、この後ボクちゃんを妊娠した際にはこちらの検査結果をもとに薬を処方してもらっていたので、直接的な関係性はわかりませんが検査自体は受けてよかったのかな?と思っています。

待望…ついに僕ちゃん誕生

そんな3度の流産経験から約半年後、4度目の妊娠が発覚。

病院の先生も2度(3度目以外)の流産経験を把握しているので、一緒に頑張ろうと声をかけてくれました。

不育症の検査をしていたこともあり、念の為検査の結果も持参。

当時、不育症の検査では決定的な原因は見当たらなかったものの、「もしかすると多少血液が固まりやすいという可能性もあるかも…」と言われていました。

そのため、その旨を(婦人科の)病院の先生にも伝え、血液が固まりにくくなる薬も同時に服用しながら妊娠初期を過ごしました。

毎日とても不安でしたし、安定期に入ってからも安心感はなく、特に妊娠中のホルモンバランスのせいもあるのか、

「ここでダメになったら私は立ち直れないかもしれない…」
とばかり考えていました。

しかし今回は大きなトラブルは何もなく、お腹の中でしっかりと大きくなってくれた僕ちゃん。

そうしてようやく4回目の妊娠にて待望のボクちゃんを無事に出産。

約10ヶ月近く抱えていた不安からようやく解放された喜びと、出産後のホルモンバランスの影響でしばらく興奮状態でなかなか眠れませんでした

生まれたら生まれたで違う心配や不安はあるんですけど、この時はようやく待望の我が子に会えた喜びでいっぱいでした。

流産時とボクちゃん妊娠時との兆候や症状の違いとは?

今回4回目の妊娠でようやく無事に出産できた私ですが、僕ちゃん妊娠時と流産時で違ったことを思いつくままに記載します。

もちろんどれも直接的な関係があるかどうかは不明です。そのため妊娠中の方は自分と置き換えて過剰に不安にならないでくださいね。

実際に違ったのは以下のポイントです。

  • 流産時は全くつわりがなかった
  • 僕ちゃん妊娠時は最初から最後まで一度も出血がなかった
  • 不育検査の結果をもとに薬を服用していた

僕ちゃんの妊娠時は6週頃からつわりを感じていました。

つわりについてはこちらの記事でもご紹介しています▼

一方流産時はどれも6週は超えていたと思いますが、つわりの兆候はなし。
1度目の妊娠だけ、胃痛があったので、これがつわり?なのかはわかりませんが、気持ち悪い…といったようなことは感じていませんでした。
また僕ちゃんの時は生理予定日から少しの出血も感じることなく、最後まで過ごしました。
不育検査の結果をもとに薬を服用していたことの効果かどうかはわかりませんが、検査結果があることで病院の先生とも話がしやすかったです。
ここまで書いてもわかるように、私自身、僕ちゃんの出産までの間に特別なことは何もしていません。
また検査をしても大きな問題はみられず、詳細は私自身もわかりませんが、たまたま不運が重なってしまった可能性も大いにあります。
もちろん処方された薬が効いた可能性もあるし、一概に偶然が重なってしまっただけとは言い切れませんが、
それだけ妊娠や出産は未知であり、奇跡的なことであるのだと改めて思います。

妊娠は未知数で本当に奇跡…

妊娠や出産は本当に奇跡的なことで、悩んでいらっしゃる方も本当に多いと思います。

デリケートな問題でもありますし、こうやって記事にすることで不安になってしまう方もいらっしゃるのでは?と思ったのですが、

この記事を読んでいらっしゃる方の中には、流産経験をされて気持ちが落ち込んでいたり、度重なる流産で今後の妊娠に自信をなくしてしまっていたりしている方もいるかと思います。

あまり落ち込みすぎないで…とか、まだ諦めなくても大丈夫だよ…とか、自分を責めないで…とか軽はずみなことは言えないし、

実際流産という状況を目の当たりにすると、これらの感情をかき消すのはなかなか難しいと思います。

ただ、「こんな人もいる」という事実が誰かの励みになれば嬉しいなと思い今回記事にまとめました。

こんな経験があった!こんなことを意識した!など経験談やご意見があればコメントお待ちしています*




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