お子さんのお菓子、いつもどのように選んでいますか?
スーパーに行くと子供たちが目をキラキラとさせてお菓子を選んでいる光景、よく見ますよね。
我が家は今ではたまにしか一緒に買い物に行くことはないのですが、スーパーに着くなりお菓子コーナーへひとっ飛びです。笑
気になるのが子供の健康面。お菓子は美味しくて、子供を魅了する一方で、虫歯や糖質・脂質の取りすぎなど健康面に与える影響も大きいですよね。
本記事では実際に我が家でも取り入れている、無添加・ヘルシーお菓子についてご紹介します。ちょっと工夫して親子で楽しいお菓子タイムにできるといいですよね。
子供の栄養バランスが問題に…
(引用元:ハウス食品公式サイト)
日常的に3食の食事をとっている6〜8歳の子供をもつママに、3日間の子供が食べた食事内容・量に関する調査を実施。
この結果として約83%の子供に3大栄養素の働きを調整し、助ける役割を持つ「ミネラル」「ビタミン」「食物繊維」があまり摂取できていないことがわかっているのです。
これらの栄養素の慢性的な不足は新型栄養失調になるリスクがあると言われています。
新型栄養失調とは?
新型栄養失調とは摂取カロリーは十分に足りているにも関わらず、取るべき栄養素が足りていないことをさします。偏った食事が原因となって引き起こされるものであり、
- 疲れやすい
- 風邪をひきやすい
- だるい
- 肩が凝りやすい
などの症状を引き起こしやすいとされています。現在では子供のみならず、大人でも偏った食生活により新型栄養失調を引き起こす肩が増えているのです。
おやつの役割は?
そもそもおやつとはどんな役割があるのでしょうか?なんとなくわかってはいるものの細かいことはわからない!という方も多いのでは?
ここではおやつの意味合いについて再確認しましょう。
おやつの意味合い
そもそもおやつの役割は子供の栄養やエネルギーの不足を補う意味合いで行われます。
正直なところ食事をしっかりとれる子供であればおやつを与える必要はありませんが、子供の生活の中での楽しみな時間の1つでもありますよね。そのため、上手におやつタイムを活用する必要があるでしょう。
幼児期(3〜5歳)であれば1日の必要摂取カロリーは通常の運動量の子供で男の子1300kcal、女の子が1250kcalほどとなります。
おやつはこの摂取カロリーの10〜15%程度にとどめておくことがベストです。
200kcalくらいと考えておけば問題ないでしょう。
おやつ=”お菓子”ではない
実際には200kcal以上のお菓子を食べている子供も多いのではないでしょうか?
おやつは必ずしも”お菓子”である必要はありません。本来はきちんと栄養を補えるもの、ふかし芋や果物、小魚などをあげることがベストです。
とは言え一度知ってしまった砂糖たっぷりのチョコレートや、パリパリ美味しいポテトチップスを簡単にやめるのは難しいですよね。
食品添加物が体に与える害とは?
(引用元:mamari)
現在の食品の中には長く美味しく楽しんでもらえるように、食品添加物が配合されているものが多く存在ます。特にお菓子などには着色料などが多く使われている傾向があるのです。
”添加物自体が全て悪者”というわけではありませんが、中には注意しておきたい添加物もあります。
子供の体への影響を考えるとできるだけ余計な添加物を体に入れずにしていきたいものですよね。
子供のおやつに最適!無添加・ヘルシーおやつ10選
正しいおやつの意味合い、体へのダメージを理解していても、子供をずっとチ市販のお菓子の誘惑から遠ざけておくことは難しいでしょう。
友達からもらうこともあるでしょうし、誰かが食べていれば”食べてみたい”という気持ちも生まれるはず。
ここでは子供の栄養を補いつつ、美味しく食べられる!なおかつスーパーで簡単に手に入る無添加・ヘルシーお菓子10選をご紹介します。
無添加ビスケット
原材料 | 小麦粉(小麦:北海道産))、てんさい糖(てん菜(北海道産・遺伝子組み換えでない))、こめ油(米(国産))、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、食塩(国内製造)、酵母(国内製造) |
無添加だけど、優しい甘さがおやつにぴったりなビスケットです。動物型のなので子供となんの動物なのか話しながら食べるのも楽しいです。
また、ビスケットにはてんさい糖が使われています。てんさい糖は天然のオリゴ糖が含まれており腸内環境を整えてくれる作用があるため、お腹にも優しいビスケットです。
かりっこいわし
原材料 | でん粉、魚肉(いわし)、食塩、ごま、えび、調製豆乳粉末、小麦粉、抹茶、卵白、揚げ油(なたね油)、加工でん粉、トレハロース、貝カルシウム、酸化防止剤(ビタミンE、茶抽出物) |
子供の成長をサポートするカルシウムが取れるお菓子!程よい硬さと塩っけが癖になり、子供も大人も美味しく食べられるのも嬉しいですね。
香料や化学調味料も不使用で体にも優しく、安心して子供にも与えられます。
無添加ボーロ
原材料 | ばれいしょでん粉(ばれいしょ(北海道産・遺伝子組み換えでない))、てん菜糖(てん菜(北海道産・遺伝子組み換えでない))、水あめ(国内製造)、卵(北海道産)、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、全粉乳(生乳(北海道産))、かぼちゃ粉末(かぼちゃ(北海道産))、ほうれん草粉末(ほうれん草(北海道産)) |
赤ちゃんから大人までほんのり甘くてパクパク食べてしまうボーロ。こちらも白砂糖ではなくてんさい糖をしておりお腹に優しいお菓子。
味はかぼちゃ、ほうれん草、ミルクの3種類があるので、色合いも可愛く満足感もあります。余計なものを入れないシンプルなボーロは子供のおやつにもおすすめです。
パピベジ
原材料 | 野菜汁(こまつな、にんじん、かぼちゃ、イエローキャロット、アスパラガス、赤ピーマン、ブロッコリー、ケール、ほうれんそう、赤キャベツ、紫にんじん、キャベツ、カリフラワー、セロリー、ごぼう、チンゲンサイ、ピーマン、にがうり、クレソン、レタス、パセリ)、果糖ぶどう糖液糖、水あめ、りんご果汁、キウイ果汁、植物油脂、レモン果汁/安定剤(増粘多糖類)、香料、乳化剤、酸味料、スピルリナ色素、(一部にキウイフルーツ・大豆・りんごを含む) |
パピコシリーズから野菜のビタミンと食物繊維を補える一品。無添加というわけではありませんが、野菜不足や食物繊維を補う意味ではとてもいいですよね。
我が家のボクちゃんはアイス好きなので、時折こちらを活用しています。
野菜の苦みやエグみを感じることもなく、シャーベット感覚で食べられるので野菜嫌いなお子さんにもピッタリです。
業務スーパー・シリアルバー
原材料(ココナッツ&チアシード) | 穀物ミックス(オーツ麦,小麦,とうもろこし,米,ライ麦,大麦)、イヌリン、乾燥ココナッツ、マルトデキストリン、マルチトール、チアシード、脱脂粉乳、植物油脂、食塩、ソルビトール、香料、PH調整剤 |
業務スーパーで購入できるシリアルバーを知っていますか?なんと価格¥58と破格のお値段で食物繊維豊富なシリアルバーを購入できるのです。
ココナッツ&チアシードは砂糖不使用で栄養価の高いチアシードまで入っているのでとてもおすすめ。
食物繊維もしっかりとれて腹持ちも良く、何よりコスパが最高!子供のおやつやママのダイエットにもおすすめです。
焼きじゃが
原材料 | じゃがいもペレット(遺伝子組み換えでない)(国内製造)、植物油、小麦澱粉(小麦を含む)、上新粉、グラニュー糖、食塩、蛋白加水分解物、昆布エキスパウダー、酵母エキス/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C) |
スナック菓子はどうしても脂質が高くなってしまうのが気になりますが、これなら脂質を抑えられてポテトの旨味を感じることができるのでおすすめ!
脂質は通常のポテトチップスの約半分で、カロリーも控えめです。素朴で優しい味が親心に嬉しいお菓子です。
クラシエ知育菓子シリーズ
原材料(ねるねるねるね) | 砂糖、粉あめ、水あめ、ぶどう糖、でん粉、卵白粉末、植物油脂、デキストリン/酸味料、重曹、香料、増粘多糖類、炭酸カルシウム、着色料(野菜色素、クチナシ)、(一部に卵を含む) |
工作やお料理好きのお子さんならクラシエの知育お菓子シリーズもおすすめ。
個人的にこういった商品って添加物が多く、あまり良い印象がなかったのですが、現在は合成着色料、保存料不使用とパッケージでも謳っています。
お値段もそこそこしますし、手間がかかるので、毎回こういったお菓子を用意するのは大変ですが、作ることで少量でも満足感を得られて、さらに手先を使って知育作用もあるのであれば嬉しいですよね。
にんじん(米菓子)
原材料 | 米(国産)、砂糖、水飴、食塩 |
こちらのにんじん米菓子!誰もが一度は目にしたことがあるお菓子ではないでしょうか?
原材料もいたってシンプルで、余計なものを加えず美味しいので、安心して子供に提供できますね!
また、カロリーも低くくお腹も膨れるので、他のお菓子と組み合わせてあげても良いかもしれません。
ほしいも
原材料 | さつまいも |
”お菓子”とは異なりますが、秋になると食べたくなる干し芋!
干し芋なら手軽に食べれて、天然の甘みをしっかりと感じられるので、普段は甘い味に慣れているお子さんでも、美味しく食べてくれるでしょう。
また弾力があり噛みごたえがあるので、満腹感や満足感にも繋がりますし、食物繊維も豊富なので是非取り入れたいおやつの1つです。
甘栗むいちゃいました
原材料 | 有機栗 |
こちらも天然甘さを堪能できる栗!ビタミンも豊富でバランスの優れたおやつです。砂糖や添加物を一切使用しないので、とにかく安心。
できることならば自然の甘さや素材の美味しさを感じられるおやつで少しずつ舌を慣らしていきたいですね。
制限しすぎない!我が家のボクちゃんおやつ事情
ちなみに我が家でも、ボクちゃんが食べるものには割と気を使って考えるようにしているのですが、ボクちゃんはとにかく甘いものが大好き。
ポテトチップスなどのしょっぱいものにはそこまで興味を示しませんが、アイスを始め、チョコレート、ラムネ、飴、ガム、クッキーなど砂糖もりもりのお菓子が大好きです。
また以下の記事でも紹介しているようにとにかく食いしん坊…▼
制限しすぎない…その理由は?
ボクちゃんへのお菓子の量と時間はしっかりと決めて渡すようにしていますが、内容に関してはあまり制限しすぎないようにしています。
というのも私自身、幼児期に市販のお菓子をほとんど食べずに育ってきたことにあります。
母が手作りの野菜ケーキを作ってくれたり、コーンフレークやチーズがおやつだったり。それが当たり前だったのです。今となっては本当にありがたいですね。
おかげで体はとても丈夫だし、こちらの記事で紹介しているように虫歯にもならずにすみました。(ちなみに私の妹も虫歯は1本もありません)
しかし、高校生になった時が大問題でした。
おこずかいを持って自分で自由に買い物ができるようになり、コンビニに売っている菓子パンの美味しさに目覚め、お菓子を自由に食べ始め、なんと入学してから1〜2ヶ月で一気に8kgも太りました。笑
ある時中学時代の友達に会った時に「お前太った?」と言われたことをきっかけに、その後運動部に入り、なんとか体型を戻しましたが、”反動”は恐ろしいです。
バランスよく与えるようにしている
だからこそ僕ちゃんにはこの”反動”を引き起こさないためにも制限をしすぎず、好きなお菓子も与えています。
ただし、好きなものだけを与えると糖質の摂りすぎ、満足度の不十分さにつながるので、ヘルシーで無添加のおやつをうまく組み合わせて与えるようにしています。
あとは時間があるときは手作りクッキーやパンケーキなどを作って子供に与えるようにしています。
毎日の意識で子供の体を大切にしよう!
子供は素直なので、美味しいからもっと食べたい!となってしまいますが、そこは大人がきちんと管理してあげないとですよね。
とはいえ子供にとって楽しみの1つでもおやつタイム。
大人も子供も安心して楽しめるおやつタイムにできるよう、工夫していきましょう!
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