子供の試し行動は愛情不足なの?心理状態や親の取るべき対応を解説!

子育て

「子供が何度言ってもいうことを聞かない!」「自分でも悪いとわかっているはずなのに同じことを繰り返す」「最近子供の反抗がひどい…」などなど、お子さんに急に手がかかるようになってしまうことってありますよね?

もしかしたらそれはお子さんの”試し行動”かもしれません。

本記事では試し行動の原因と心理、親の取るべき行動、愛情不足との関係性についてご紹介します。

この記事では

  • 試し行動とはどんな行動なのか
  • 試し行動をする子供の心理とは
  • 試し行動と愛情不足の関係性
  • 試し行動をとった子供への親の対応

がわかります!

子供の試し行動…どう行った行動に出る?

うちの子の行動…試し行動なのかな?

なんて疑問になったりもしますよね。以下では試し行動で起きやすい行動をまとめてみました。

そもそも試し行動とは?

試し行動とは、愛情の確認のために子供が「あえて悪さをすること」を指します。悪さをすることで、どこまで自分を受けて入れてもらえるのか探っていると考えられています。

虐待をされている子供にも起こるというイメージもありますが、必ずしもそういうわけではなく、一般的な家庭のお子さんでも試し行動をすることはよくあります。

特にママやパパ、保育士など、自分にとって親身になってくれる大人に向かって試し行動をする子供が多くみられます。

試し行動とは一体どんな行動?

  • 物を投げる
  • とにかく癇癪を起こす
  • 食べ物をひっくり返す
  • いつもならできることを嫌がる
  • 大人が嫌がることをわざと行う

上記以外にも行動はたくさんありますが、基本的には子供は上記の行動を「悪いことである」と認識した上で行います。

何度も注意しているけど直らない、注意をするとだんだんとエスカレートしている、今までできていたのに急にグズるようになった…などの行動がある場合は子供なりに、試し行動を行なっているのかもしれません。

試し行動は愛情不足が原因なの?

試し行動というと「愛情不足」「虐待」などのイメージを抱く方も多いかもしれませんが、先述したように一般的に家庭内に問題のないお子さんにもみられる行動だと言われています。

個人差はありますが子供の心は素直で繊細であり、普段から愛情をたっぷり注いでいても、大人の何気ない言葉や態度に疑問や寂しさを感じて、試し行動をし出す子供も多くいます。

そのため我が子が試し行動をしているからといって「自分の育て方が悪いのかな?」「子供に寂しい思いをさせすぎているのかな?」と過剰に心配する必要はありません。

試し行動が起きたら子供が安心できるように、いつもよりちょっと丁寧に愛情表現をしてあげれば自然と問題行動も減ってくると考えられています。

子供が試し行動をする心理とは?

そもそも子供はどうして試し行動をするのでしょうか?ここでは子供が試し行動をする際の心理状態について見ていきましょう。

行動に疑問を抱いたから

子供は大人が考える以上に大人の言葉や行動を素直に受け取ります。

そのため大人が何気なく言った言葉や態度に不信感や不安を感じやすく、試し行動でその不安を解決しようとします。

例えばいうことを聞かない時に「もうママ行っちゃうよ!」というセリフ。一度は言ったことがあるという方も多いのではないでしょうか?

このようなセリフも、子供が不信感や疑問を抱くきっかけとなります。また、他にも「昨日はよかったのに、今日は怒られた」と言った親の感情やさじ加減での注意は子供が混乱する引き金となってしまいます。

どこまでしても自分を見捨てないか知りたいから

大人が嫌がることをやっても本当に置いていかないか?その後もきちんと自分のことをみてくれるのか?というまさに”試し”の心理から行動しています。

どんな自分でも受け入れてくれる!という愛情の確証欲しさに行なっているとも考えられます。

自分に注目して欲しいから

もっと自分のことを見て欲しい!構って欲しい!という寂しい気持ちを持っている可能性もあります。悪さをすることで、少なからず大人の目は自分に向けれられますよね。

このような間違った気の引き方で、自分に注目してもらおうとしているのかもしれません。

子供の試し行動が起きやすいタイミングとは?

子供の試し行動は2歳〜4歳前後に起きやすいとも言われています。親としては「どうしていきなり試し行動なんて始めたの?」と思う方も多いかもしれません。

でも、実は子供なりに試し行動をするためのきっかけになる出来事があったはず。以下では試し行動が起こりやすいタイミングについてご紹介します。

今の状況と当てはまっていないかチェックしてみましょう!

下の子が生まれた時

下のお子さんが生まれるとどうしても、今までと同じように上のお子さんに時間を費やすことが難しくなりますよね。

親としては精一杯お子さんと向き合っているつもりでも、自分以外に大好きなママやパパが目を向けていることに混乱や寂しさを感じてしまうことも多いです。

ママやパパが仕事などで忙しい時

仕事をするママやパパにとって、繁忙期などはとにかく忙しいですよね。

私自身も在宅ワークではありますが、繁忙期シーズンは常に仕事のことばかり考えていて、ボクちゃんといても、うわの空であることも多々ありました。

ママやパパが忙しくていると子供はなんとなくその空気を感じ取るもの。甘えたいのに、甘えてはいけない雰囲気もある…そんな混乱状態や寂しさが試し行動につながってしまうことも。

感情的に怒られてしまった後

親だって人間なので、些細なことでイライラしやすい時期もありますよね。

例えばいつもなら許せるのに感情的になって怒ってしまった…誰しもが一度や二度、そういう経験をしているのではないでしょうか?

しかし感情的になって子供に怒ってしまった後、子供によっては「ママ(パパ)に見捨てられてしまうのでは?」という不安にかられるケースもあります。

そういった不安から、試し行動を起こし大人の気持ちを確かめようとしてしまうのです。

環境が変わった時

環境が変わるときは子供も気持ちが不安定になりがちです。入園や入学、引越しなど、ライフスタイルを通しても環境が変わることは頻繁にあり得ます。

先日、妹の子供(3歳)が入院してしまった際に、子供に入院の説明もできぬまま病室に連れて行かれてしまったそうで、コロナ禍でそのまま数日会えなくなってしまったということがありました。

子供としてはいきなりママと離れて知らない場所に連れて行かれたため、環境の変化や突然のママがいない状況に混乱してしまい、入院は3日ほどでしたが、退院後2週間程度、ママが嫌がることを泣き喚きながらやってみたり、癇癪などによる試し行動が続いていたそうです。

上記はもちろん特殊なケースではあるかと思いますが、強い不安感や恐怖感、ママがいなくなった孤独感などを感じてしまうと、子供なりに必死にママを繋ぎとめようと試し行動をしてくるのです。

子供の試し行動、親が取るべき対応は?

では実際に子供が試し行動をしているときに親はどう対応すべきなのでしょうか?ここでは子供が安心感を覚え、試し行動をしなくなるために意識したい3つのことをご紹介します。

怒らずに受け入れる

子供が悪ことばかりしていると親としてはイライラしますし、なんでわかってくれないの?と怒ってしまいたくなることもあるでしょう。

しかし子供の行動に試し行動の傾向が見られたら、怒ってしまっては逆効果。

過剰なリアクションは脳科学の観点からも、子供が同じ行動を繰り返すきっかけになると証明されていますし、子供はママが自分をどこまで受け入れてくれるのかさらに試し始めます。

そのため時間はかかりますが怒らず、受け入れてあげましょう。試し行動をする子供は「ダメなこと」とわかっているケースがほとんどです。

そのため注意をするのではなく、なぜその行動をとったのか理由や感情を聞き出し、その気持ちに寄り添ってあげましょう。

日頃からスキンシップや愛情の声がけをする

日頃からハグをしたり手を繋いだり、スキンシップをとりましょう。

また何かを達成した時や、えらいことをした時だけでなく、何気ない会話で「どんな〇〇君(ちゃん)も大好きだよ」とか、「ママの宝物だよ」といった声がけをするのも効果的です

この声がけやスキンシップを継続することで、子供が「何もしなくても自分は愛されている」と感じることにつながり安心感を得られ、ママの気持ちを試すということが必要なくなると考えられます。

目を合わせて会話する

子供の行動を1日数分でもいいので目で追ってみましょう。そうすると子供は大人が思う以上に、大人の方を見ていることに気がつきます。

普段家事や仕事で忙しいと、ついつい視線を合わせずに何かをしながら返答してしまっていることもあるのではないでしょうか?

実際に私自身、携帯を触りながら返事をしたり、洗い物や料理をしながら、なんとなく返事をしてしまっていることが多いことに気づきました。

まずは1日数分だけでも子供の行動を目で追ってみましょう。子供がこちらを見たときに目が合えば「あ、見てくれてるんだ」という安心感を得られることにつながってきます。

子供心は繊細!日頃からの愛情表現を大切にしよう

試し行動は、子供の素直で繊細な心がゆえに引き起こされる行動です。

我が子が試し行動をしていると「愛情不足だったのかな」と落ち込んでしまう親御さんもいるかもしれませんが、試し行動自体が悪いことではないです!

あくまでも”試し”な訳で、試し行動でしっかりと愛情の確認ができれば何も問題がないからです。

そのため、悪い行動を直そうとするよりも、いつもより意識的に子供に愛情を伝え、スキンシップを取り、目を合わせる時間を作ってみましょう。

ぜひ実践したみてください*




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